【比較】SBI証券、楽天証券、マネックス証券、、アメリカ株投資に最適なのはどこ?

2018-08-12

 

こんにちは! アキオ(@hiroakio97)です。

 

前回「高配当米国株でクソダサい投資家を卒業したい!」という記事を書きました。

 

 

今回はその続き、「高配当米国株へ投資するための証券口座を選ぼう!」と言うお話。
定番のネット証券3社『SBI証券・楽天証券・マネックス証券』を比較します。

アメリカ株へ投資を検討している方は参考にしてみてください!

 

SBI証券・楽天証券・マネックス証券 3社の共通点

証券会社の選び方〜米国株編〜各証券会社の特徴を個別に細かくチェックする前に、3社の共通点をサクッと確認しておきましょう。

 

3社の共通点

  • 1,000を超える、必要十分な取り扱い銘柄数
  • 特定口座に対応
  • 業界最安の取引手数料(約定価格の0.486%)
  • 円貨決済が可能(スプレッド25銭)
  • NISA口座が使える

 

豊富な取り扱い銘柄

2018年現在、ニューヨーク証券取引所とナスダックを合わせたアメリカ市場で取引されている銘柄数はおよそ5,300

対して、3社の取引可能な銘柄数は以下の通り。
(証券会社名をクリックすると各証券会社のウェブサイトへとび、詳細な銘柄リストを確認できます)

 

SBI証券 楽天証券 マネックス証券
取り扱い銘柄数 1,466 1,495 3,314

 

マネックス証券が独走していますね。

が、SBI証券と楽天証券も1,500近い銘柄があり、、個人的にはそれだけあれば十分なように思います。
アップル(APPL)アマゾン(AMZN)フェイスブック(FB)ナイキ(NKE)スターバックス(SBUX)コカコーラ(KO)、、メジャーなアメリカ企業は3社とも当然取り扱いがあります。

一方、「中・小型銘柄の中から、まだ誰も知らないお宝銘柄を見つけたい!」なんて考えてる方はマネックス証券がいいんじゃないでしょうか?
まあ、そういうトレードを敢えて馴染みのないアメリカ株でやる意味については一考の余地があると思いますが。

 

十分な数のアメリカ企業を揃える3社ですが、アメリカ国外の企業(ADR)については若干のバラツキがあります。

例えば世界最大のビール会社、ベルギーのアンハイザー・ブッシュ・インベブ(BUD)はSBI証券では買うことができません。
が、楽天証券とマネックス証券では取引可能です。

事前に欲しい銘柄がある程度絞れている場合には、口座開設の前にその銘柄の取引が可能か確認した方が良いでしょう。

 

特定口座対応

日本株と同様、アメリカ株でもトレードで利益が出れば税金を納める必要があります。

その際便利なのが特定口座

特定口座なら、証券会社が確定申告時に提出が必要な年間取引報告書を作ってくれます。
特定口座(源泉徴収あり)』を選べば、確定申告も不要です。

 

取引手数料 約定価格の0.486%

時にトレードのパフォーマンスに大きな影響を与える手数料
アメリカ株の場合は3社一律、横並びです。

 

SBI証券 楽天証券 マネックス証券
取引手数料(税抜き) 約定価格の0.45%
下限5ドル、上限20ドル)
取引手数料(税込) 約定価格の0.486%
下限5.4ドル上限21.6ドル

*2019年7月22日に手数料下限は撤廃されました。

 

例えば、為替が1ドル=100円の時に、100万円分のアメリカ株を購入すると、、

約定価格は1万ドル(100万円)で、その0.486%は48.6ドル。
これは上限の21.6ドルを超える為、この場合の手数料は上限の21.6ドルが適用されます。

つまり、100万円分のアメリカ株を購入した際の手数料は、税込で2,160円です。

ちなみに、SBI証券で100万円分の日本株を購入する場合、手数料は税込で525円。
安くなってきたとはいえ、日本株と比べるとまだまだ高いですね。

詳しくはこちらの記事をみてください。

参考記事:アメリカ株は手数料が高い! 少なくとも資金が12万円はほしい理由

 

なお、3社とも独自のポイントプログラムが用意されており、手数料の1〜2%がポイントバックされます。
貯まったポイントは株式や投資信託の購入に使える他、Tポイントや航空会社のマイルに変えることも可能です。

とはいえ、100万円の約定で21ポイント程度ですから、、ごくごく些細な額ですね。

楽天証券の場合、楽天スーパーポイントとして同社の楽天市場や楽天トラベルで使えます。
また、逆に楽天市場や楽天トラベルで発生したポイントを楽天証券で使うことも可能です。

 

円貨決済可能 スプレッドは25銭

ご存知の通り、アメリカ株は通常、日本円ではなく米ドルで決済されます。
アメリカの会社がアメリカの証券市場で売買されているわけですから、当然ですね。

つまり、トレードの前に米ドルを用意して、証券口座へ入金しておかなくてはいけないわけです。

若干手間ですね。。

そこで登場したのが円貨決済です。

 

証券口座へ日本円を入金しておけば、あとはアメリカ株約定時に証券会社がその時の為替で自動的に両替もしてくれる決済方法になります。

例えば、「日本株を売ったお金ですぐにアメリカ株を買う」なんてことができてしまうわけですね。

普通なら日本株を売ったお金を両替のために、一度外の銀行口座へ送金&両替の手間が必要です。
が、円貨決済可能なSBI証券・楽天証券・マネックス証券ならその手間がかからないわけです。

 

ちなみに、円貨決済の際の両替手数料(スプレッド)は以下の通りになっています。

 

SBI証券 楽天証券 マネックス証券
スプレッド 25銭

 

先ほどの取引手数料同様、3社横並びです。

 

ちなみに、このスプレッド片道25銭がどれくらいのコストかというと、、

為替が1ドル=100円の時に、1万ドル用意するのに1,002,500円(=100.25円×10,000lot)必要だということ。
2,500円の手数料がかかるわけです。

また、この1万ドルを日本円に戻す際もほぼ同額の手数料が必要になります。

片道25銭、安くはありませんね。
三菱UFJ銀行など大手銀行のインターネットバンキングと同水準です。
(ちなみに、大手銀行の店頭で両替した場合は1円!)

 

NISA口座に対応

アメリカ株もNISA枠でトレードすることが可能です。

ただし、非課税となるのは日本国内の税金のみ。
配当の現地課税分は免除されません。

加えて、NISA口座だと日本株では無料になる取引手数料も、アメリカ株では無料になりません。

アメリカ株の税金とNISAに関する詳細はこちらの記事をご覧ください。

参考記事:アメリカ株投資にかかる税金【NISAは使う?使わない?】

 

というわけで、ここまでSBI証券・楽天証券・マネックス証券の3社の共通点を見てきました。

互いに意識しあい、抜きつ抜かれつを繰り返している3社です。
2018年8月現在、手数料・サービスとも大きな差はありません

以降、各社のユニークな特徴を見ていきます!

 

SBI証券 為替手数料の低さと定期買い付けサービス、貸株制度がウリ

SBI証券の特徴は外貨決済時の為替手数料の低さ定期買い付けサービス、独自の貸株制度『カストック』です。

 

最安の外貨買い付け手数料

先ほど円貨決済時の為替スプレッドに関して説明しました。
3社とも25銭で横並びでしたね。

ここで取り上げるのは先ほどの円貨決済ではなく、外貨決済時のスプレッドです。
つまり、アメリカ株購入時ではなく、事前にドルを準備しておくスタイルでの為替スプレッドになります。

これがSBI証券は圧倒的に低コスト!

同じSBIグループのFX『SBI FXα』から現引き、もしくは住信SBIネット銀行外貨預金を利用た方法です。

 

ドルの買い付け方法 スプレッド 1万ドル調達時の手数料
証券会社(円貨決済) 25 2,500円
住信SBIネット銀行の外貨預金 400円
SBI FXαの現引き 0.5 50円

 

SBI FXαの現引きが圧倒的に低コストですね!

が、SBI FXαの現引きは1万ドル単位、つまり約100万円単位での両替になります。
それ未満の小口の両替には対応していませんので、その時は次点の住信SBIネット銀行の外貨預金を使いましょう。
住信SBIネット銀行の外貨預金は1ドル単位で両替可能です。

 

定期買付けサービス

日本株では各社用意のある定期買付けサービスですが、アメリカ株で用意があるのはSBI証券のみになります。

定期買付けサービスとは、「毎日1株」とか「毎月1万円分」のように、事前に決めたルールに従って自動で積立てるサービスです。
長期保有で積立てする人の多いアメリカ株にはピッタリのサービスでしょう。

ただし、購入時期を細かく分散しすぎると手数料に泣くことになるのでご注意を。

詳しくはSBI証券のホームページを確認ください。

 

貸株制度『カストック』

先ほどの定期買付けサービスと同様、日本株では各社用意のある『貸株』制度ですが、アメリカ株で貸株できるのはSBI証券の『カストック』だけです。

もっとも、気になる金利は残念ながら、ほとんどの銘柄で0.01%と低めの設定。。
過度の期待は禁物です。

詳しくはSBI証券のホームページを確認ください。

 

ご存知の方も多いと思いますが、SBI証券は日本でもっとも口座開設数の多い証券会社です。

手数料の引き下げや独自サービスなど、他社の差別化ポイントを次々と取り入れていく様は、まさしくマーケットリーダーの同質化戦略そのもの。

選んで間違いない証券会社と言えるでしょう。

 

SBI証券の口座開設は以下のバナーから。

 

楽天証券 強力な独自経済圏と独自の投資信託『楽天・バンガード・ファンド』が魅力

楽天証券の魅力はなんといっても、楽天市場や楽天トラベルといった楽天グループがつくる独自の経済圏でしょう。

先ほど3社の共通点のところでも触れましたが、普段の買い物や旅行で貯まる楽天スーパーポイントを、そのまま株や投信に投資できるというのはなかなかに強力です。

特に、100円から投資でき、購入時の手数料は円、信託報酬も年間0.1296%(税込)と非常に低コストな『楽天・バンガード・ファンド』は、個別株派のわたしから見ても魅力的な商品。
しかも、この楽天・バンガード・ファンドをiDeCoで買えるのは楽天証券だけ

この楽天スーパーポイントと楽天・バンガード・ファンドのタッグは強力です。。
iDeCoで資産運用を検討している人は、まず口座開設すべき証券会社でしょう。

 

あとは、サイトやアプリが綺麗で見やすいところはポイント高いですね。

 

楽天証券の口座開設は以下のバナーから。

 

マネックス証券 テクニカル重視で利益を上げるなら

マネックス証券は日本におけるアメリカ株取引のパイオニアです。

特定口座に対応したのも、取引手数料を現在の水準まで引き下げたのも、最初はいつもマネックス証券でした。
現在も取引銘柄数はダントツの1位です。

そんなマネックス証券の一番の特徴は、トレードのオプションが多いこと。

具体的にいうとこんな感じです。

マネックス証券 トレードオプション

  • 通常の『指値』『成行』の他に『逆指値』やOCOをはじめとする『条件付き注文』などなど、豊富な注文方法
    (SBI証券と楽天証券は指値注文と成行注文のみ)
  • 株価・チャートのリアルタイム更新
    (SBI証券と楽天証券は15分ディレイ)
  • アフターマーケットでの時間外取引に対応
    (SBI証券と楽天証券は非対応)
  •  最長90日先までの予約注文が可能
    (SBI証券は15日先まで、楽天証券は当日限り)

 

先に挙げた取引可能銘柄の多さと相まって、「トレードを繰り返して、値上がり益で稼ぐ!」というスタイルの人には欠かせない証券会社になります。

逆に、わたしのように「アメリカ株は配当再投資戦略でいくよー」とか「頻繁に売買する気はありません!」って人には無用の長物かもしれません。

SBI証券と楽天証券の2社がアメリカ株を「より手軽に、より身近に」して広く顧客を集めようとしているのに対し、マネックス証券はトレードオプションを充実させ、「SBIと楽天じゃ物足りない」玄人層を取り込もうとしているように見えます。

そのためか、セミナーや銘柄分析、コラムなども充実していますよ。

 

NISA枠では買付け時の手数料が実質無料(ポイントでのキャッシュバック)となる点もマネックス証券だけのメリットです。

手数料の高いアメリカ株だけに、手数料の実質無料化は嬉しいですね。

 

マネックス証券はの口座開設は以下のバナーから。

 

SBI証券・楽天証券・マネックス証券、、その他に選択肢はないの?

というわけでここまで、アメリカ株の定番証券会社『SBI証券・楽天証券・マネックス証券』の3社を比較してきました。

「その他に選択肢はないの?」と聞かれれば、、
実質、それ以外の選択肢はありません。

 

現在、日本には5つの大きなネット証券会社があります。
口座開設数の多い順に、SBI証券・楽天証券・マネックス証券・松井証券・カブドットコム証券です。
が、このうち、松井証券とカブドットコム証券は日本株のみで、アメリカ株の取り扱いがないのです。

 

では、野村證券や大和証券といった非ネットの従来型証券会社はどうかと言うと、、
一応 アメリカ株の取り扱いがあります。
が、全くオススメできません。

わたしは以前、IPO株を融通してもらう関係で大和証券でアメリカ株を購入したことがあるのですが、手数料が非常に割高な上、算出方法も複雑で不透明です。

 

 

銘柄や取引時期によって手数料が変わるんですよね。。どういうわけか。
なので、実際に決済するまで詳細な額がわからないのですが、ネット証券の2倍以上、約定金額の1%程度が目安です。

その上、トレードはいちいち電話で担当の営業さんを通さなければ注文が出せないし。。
「昭和かよ!」とツッコミ入れたくなるレベルです。

数億円単位で投資できる大口投資家なら色々オイシイ特典があるのかもしれませんが、わたしのような零細投資家ではちょっとメリットが見当たりませんでしたね。
結局、IPO株の調達も最初の一度きりで、その後わたしに配分される気配はありません。

 



まとめ 高配当米国株への配当再投資戦略ならSBI証券!

以上、SBI証券と楽天証券、マネックス証券を比較してきました。

互いに意識しあい、抜きつ抜かれつを繰り返している3社です。
2018年8月現在、手数料・サービスとも大きな差はありません。

強いて言うなら、

  • とことんコストを切り詰めたいならSBI証券
  • ポイント大好きな楽天ユーザー、iDeCoを活用なら楽天証券
  • 小型株や短期トレードも楽しみたいならマネックス証券

という感じ。

今回わたしは高配当米国株への配当再投資戦略を取るつもりなので、投資コストの低いSBI証券で行きます!
日本株もSBI証券を使ってたので、口座開設の手間もかかりませんしね。

 

次回は『米国株、いくらから投資するべきか?』を考えます。

ではでは。

 

アメリカ株初心者にとって、証券会社選びの次にきになるのは手数料税金のこと。
こちらの記事が参考になるかもしれません。

参考記事:アメリカ株は手数料が高い! 投資資金が10万円では足りない理由【積立ての人は要注意】

参考記事:アメリカ株投資にかかる税金【NISAは使う?使わない?】

 

わたしのアメリカ株ポートフォリオに興味がある方はこちらの記事をどうぞ!

参考記事:暴落に負けないポートフォリオの作り方【米国株・長期で持てる16銘柄】