ネット証券大手3社がアメリカ株最低手数料を0円に!少額からでも投資可能になりました

2019-07-28

こんにちは! アキオ(@hiroakio97です。

 

以前、「アメリカ株は手数料が高いから、元手が12万円は欲しいよ!」って記事を書きました。

参考記事:アメリカ株は手数料が高い! 投資資金が10万円では足りない理由【積立ての人は要注意】

 

それから時が経つこと1年。

各社のアメリカ株購入手数料に変化があったのでまとめます。

アメリカ株への投資を検討している方の参考になりますように。

 

ネット証券大手3社、SBI証券・楽天証券・マネックス証券が相次いで最低手数料を0円に

ネット証券大手3社 アメリカ株の手数料を見直し

 

日本でアメリカ株を買おうと思ったら、ネット証券大手3社のどこかに口座を開くことになります。

SBI証券楽天証券マネックス証券の3社です。

ほぼ、例外はありません。

野村證券や大和証券のような従来からの対面型証券会社でも取引可能ですが、賢明な判断とは言えないでしょう。
手数料が高すぎます。

参考記事:【比較】SBI証券、楽天証券、マネックス証券、、アメリカ株投資に最適なのはどこ?

 

これまでも手数料やサービスの面で抜きつ抜かれつの熾烈な競争を繰り広げてきた3社。
アメリカ株購入の手数料も、2017年以来綺麗に3社横並びでした。

SBI証券 楽天証券 マネックス証券
取引手数料(税抜) 約定価格の0.45%
(下限5ドル、上限20ドル)
取引手数料(税込) 約定価格の0.486%
下限5.4ドル上限21.6ドル

 

そんな3社でしたが今回、マネックス証券が2社に先駆けアメリカ株取引の最低手数料引き下げを発表したのです。

 

それを受けて、楽天証券とSBI証券も即座に対応!

上記ツイートの通りマネックス証券が0.1ドルに下げたところ、まず楽天証券が被せて0.01ドルまで引き下げます。

次いで、SBI証券がさらに被せて下限を撤廃(0ドル)へ。

 

これに2社も追随し、結局また3社横並びとなりました。

 

改定後の手数料は以下の通りです。

SBI証券 楽天証券 マネックス証券
取引手数料(税抜) 約定価格の0.45%
下限5ドル、上限20ドル)
取引手数料(税込) 定価格の0.486%
下限5.4ドル、上限21.6ドル)

 

2019年7月の手数料改訂前後の比較

前の記事でも書いた通り、手数料改定以前はアメリカ株を買う際は”最低でも1,112ドル(約12万円)はあった方がいい”というのがセオリーでした。

参考記事:アメリカ株は手数料が高い! 投資資金が10万円では足りない理由【積立ての人は要注意】

 

が、それもすでに過去のこと。

手数料の下限が撤廃された現在ではもっとカジュアルに、数十ドル(数千円)から投資できるようになっています。

 

例えば皆さんご存知のコカ・コーラ(KO)

2019年7月現在の株価は53ドルほどです。
このKO株を1株買うとします。

手数料改定以前は手数料がいくらかかっていたかというと、5.4ドル(約600円)です。

「なんだ600円くらい」と思うかもしれませんが、そう思った人は一度冷静になりましょう。

手数料5.4ドルは、購入金額53ドルの10%に相当します。
これはKOの配当4年分です。(2019年7月現在、KOの税引後配当利回りは2.4%ほど)

一方、手数料下限が撤廃された現在であれば、手数料は53ドルの0.486%、つまり0.26ドル(30円弱)ですみます。

 

日本株が一般的に100株単位で売買されるのに対しアメリカ株は1株単位で取引可能なことから、「アメリカ株は少額でも投資可能!」と言われてきました。

楽天証券ホームページのスクリーンショット
楽天証券ホームページのスクリーンショット。『少額から投資できる』ことがメリットとしてあげられている

 

これは嘘ではありません。
が、手数料が割高だった頃はかなり不誠実な売り文句でした。
「少額でも投資できますよ(手数料負けするけどね。。😈)」といった具合に。

それが今回の手数料見直しで、名実ともに「アメリカ株は少額から投資可能!」と言えるようになりました。

 

改定前後の手数料を図示してみるとこんな具合です。

鍼灸手数料の比較
1,112ドル以降は変わりなし

 

見方を変えて、投資額に占める手数料の割合を絵にするとこんな具合。

新旧手数料率の比較
常に0.486%以下になった

 

図にしてみると、買値1,112ドル(約12万円)以下のレンジで手数料がしっかり下がっていることがわかりますね。

数千円からでも手数料をきにすることなく投資できるようになったことは大きな進歩です。

 

手数料下限撤廃のメリット SBIの定期買付けサービスとは相性が良さそう!

とは言え実際問題、たかだか数千円を一度投資しただけでは大した効果はありません。
(運よく10倍になっても数万円ですから、些細なものです)

では少額の投資が可能になったことで恩恵を受けるのはどんなケースでしょう?

それは、既に大量に持っている上にさらに追加する場合、もしくは継続して買い続ける場合です。
具体的には、

  • 配当を効率よく再投資したい場合(複利の力を最大限活用したい場合)
  • 短いスパンで定期的に積み立て投資したい場合(ドル・コスト平均法で堅実なリターンを狙う場合)

この2種類のケースたちに他なりません。

 

効率よく配当を再投資したい!

ご存知の通り、配当というのは投資金額のせいぜい1〜3%ほどです。

一方で、その配当をコツコツ再投資することで、複利という絶大な力を享受できることも知られています。

 

先ほど同様、コカコーラ(KO)の例で説明します。

2019年7月現在のKOの配当利回りはちょうど3%(税引き前)。
100万円投資している人は、年に3万円。
四半期ごとに7,500円の配当金を受け取ることができます。

改定以前は手数料負けしないために、1,112ドル(約12万円)以上一度に投資する必要がありました。
つまり配当が貯まって12万円以上になるまで、4年(税金も考慮すればそれ以上)もの間待つ必要があったのです。

が、今回この下限が撤廃されたことで、そんな縛りはなくなりました。

四半期の配当7,500円をもらった翌日にすぐ再投資できるようになったわけです。

これでいち早く複利の力を享受できるようになりました。

 

短いスパンで定期的に積み立てたい!

堅実な積み立て方法として有名なドル・コスト平均法

ドル・コスト平均法株や投資信託など、ひとつの商品を継続して定期的に一定金額ずつ機械的に積み立て続ける投資法。

”一定金額ずつ”というところがポイントで、相場が安い時にたくさん買うルールになっている。
結果、長い目で見たとき平均取得単価を低く抑えることができる。

 

手数料や注文の手間を考えて、買い付け頻度は 1回/月 〜 1回/半年 くらいが一般的です。
給料やボーナスのタイミングで積み立てる人は多いですよね。

ところが手数料の下限が撤廃された今、さらに買い付け頻度をあげることも可能です。

 

例えば、3ヶ月に1回、15万円ずつ積み立てていたサラリーマンのAさん。
毎月家計から投資用に5万円ずつ捻出してきましたが、手数料のことを考えて買い付け頻度は3ヶ月に1度でした。

が、手数料改定後はもっと自由に積み立て頻度を設定することが可能に。
毎月給料日に5万円でも良いですし、極端な話毎日2,500円ずつ積み立てることもできるわけです。

個別株の場合はその銘柄の株価次第なので2,500円から投資ができるかはそれぞれの事情によりますが、投資信託であれば少額から投資可能なものもたくさんあります。

FTSE全世界株価指数やS&P500などの指数に連動する投資信託に毎日少額ずつ積み立てることができれば、投資先・投資時期共にリスク分散は完璧です!

 

「手数料負けしないことはわかったけど、毎日買い注文出すなんてめんどくさいよ。」ってモノグサさんには、SBI証券の『米国株式・ETF定期買付サービス』がオススメ。

 

日本株では各社用意のある定期買い付けサービスですが、アメリカ株で当該サービスを用意しているのは今のところSBI証券のみ。

これまでは手数料の高いアメリカ株では使いにくい微妙なサービスでしたが、今回の手数料改定で一気に便利なサービスに変わりました。

これからはマネックス証券と楽天証券も類似のサービスを出してくるかもしれませんね。

 

SBI証券の口座開設はこちらから。

 



まとめ 次は上限の引き下げを期待

というわけで、アメリカ株の取引手数料の下限が撤廃されたというお話でした。

ここまで書いたとおり、今回の手数料見直しは素晴らしいものに違いありません。

しかし、私の投資ルールとはうまくマッチせず、残念ながら個人的にはほとんど恩恵はありませんでした。

私を含め、多くの人に本当に望まれているのは上限の方の見直しでしょうね。

現在21.6ドル(約2,400円)の上限を、日本株同等レベルの5ドル(約550円)くらいまで引き下げる、
もしくは現在0.486%の手数料率を、同じく日本株同等レベルの0.1〜0.05%くらいまで引き下げてくれると嬉しいなァ😃

なんてのは贅沢な望みでしょうか?

参考記事:改めてアメリカ株の手数料を日本株と比較してみたら5倍も高かった!

 

今日のところはそんなところで。

ではでは。

2019-07-28アメリカ株

Posted by アキオ