アメリカ株の定期定額積み立て投資が一巡したので現状をまとめてみる

こんにちは! アキオ(@hiroakio97です。

2018年11月からスタートしたわたしの米国高配当株配当再投資戦略(アメリカ株の積み立て投資)も現在10ヶ月目。

参考記事:【アメリカ株投資日記01】ポートフォリオ完成!積立て投資を開始します

 

私のポートフォリオ構成銘柄は全部で17。

この10ヶ月間、この17銘柄から構成比率が低いものを毎月1、2銘柄ずつ定額で買い増してきました。

そして先日ついに17銘柄の買い増しが無事一巡。

各銘柄の構成比率や利回りなど、このタイミングで一度まとめてみようと思います。  

この記録がこれから投資を始める人自分の投資先・投資戦略に自信が持てずに迷っている人の助けになれば嬉しいです。  

 

これまでの投資額は55,508ドル

買い増し一巡

 

この10ヶ月間に投資した金額は55,508ドル。
日本円にするとおよそ600万円弱です。

ロッキード・マーティン(LMT)を皮切りに、マイクロソフト(MSFT)、ジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)などなど、、計16銘柄を2018年9月、10月、11月の3ヶ月間で購入しました。

その後ベリサイン(VRSN)を加え、現在の17銘柄のポートフォリオが完成。

参考記事:【アメリカ株投資日記01】ポートフォリオ完成!積立て投資を開始します

 

初回購入は全銘柄2,000ドルずつ。

銘柄ごとの株価により若干の前後はありますが、17銘柄をおおよそ2,000ドルずつ購入しました。 

 

その後は1銘柄1,200ドルを目安に、毎月買い増しを継続しています。

最初の数ヶ月は毎月1銘柄ずつ。

家計の余裕が確認できた後は毎月2銘柄、合わせて2,400ドルずつの買い増しです。  

 

そして今回、ついに全17銘柄の買い増しが完了!

計算の上では、1銘柄あたり3,200ドル( = 初回購入2,000ドル + 買い増し1,200ドル )で、計54,400ドル( = 3,200ドル × 17銘柄 )の投資のはずですが、、

実際に投資した額は55,508ドル。

おおよそプラン通り進められていますね。  

 

銘柄ごとの投資額と購入回数をグラフにするとこんな感じです。

銘柄ごとの投資額と購入回数
投資額・購入回数共にほぼフラット。

投資額・購入回数共にほぼフラットで、購入において銘柄に偏りがないことが分かります。

 

現在の評価額は61,214ドル

というわけで、10ヶ月間かけて55,508ドルを17銘柄に均等に投資してきました。

投資額はフラットでしたが、リターンはどうかというと、、

各銘柄の投資額と評価額&利回り
結構バラツキあり

 

こちらは結構デコボコして、各銘柄バラツキがあります。

この10ヶ月で最もリターンが大きかったのはロッキード・マーティン(LMT)。
配当44ドルと含み益912ドル、合わせて約30%のリターンでした。

一方、エクソン・モービル(XOM)とジョンソン・エンド・ジョンソン(JNJ)、ファイザー(PFE)の3銘柄は残念ながら含み損が大きく、現時点での利回りはマイナスとなってしまっています。

 

17銘柄のリターンを平均すると、11.4%

うち、1.1%が配当です。

上のグラフ、配当を示す黄色のバーは今はまだ極薄ですが、
今後、投資期間が5年、10年、、と長くなるにつれ存在感が出てくるはず。

今から楽しみです。

 

買い増しの手法や頻度について思うこと

そんなわけで、買い増しが一巡した時点でのアメリカ株積み立ての投資額とリターンについてまとめてみました。

ここまでは私の投資に関するファクトを淡々と書いてきましたが、最後に、実際に積み立てしてきた感想にも少し触れます。

 

アメリカ株の積み立て投資を始める前は、日本株の裁量トレード(数週間から数ヶ月のスイング・トレード)をしていました。

相場環境に恵まれたおかげでトレード成績はプラスでしたが、その継続性にはいつも疑問を感じていました。

参考記事:【バフェット太郎氏に学ぶ米国株高配当投資】わたしは”クソダサい投資家”なのか?

 

そんな具合でこのアメリカ株の積み立て投資をスタートしたわけですが、この手法は今のところ私のニーズにぴったりとはまっています。

具体的には『月に一度、ポートフォリオの17銘柄の中から評価額の最も低い2銘柄を定額購入』というのが私の現在の手法な訳ですが、銘柄選択に迷わず機械的に淡々と続けられるという点は素晴らしいです。

 

さらに、ポートフォリオ構成比の低い銘柄を買うことで、自動的に割高なタイミングを避けることができます。

毎月2銘柄、つまり1年間で24 lot( = 2銘柄 × 12ヶ月 )購入するわけですが、これは1年間に1つの銘柄を1.4回買うことになります( = 24 lot ÷ 17銘柄)。
つまり各銘柄、平均すると1年間に1回か2回買い増しのチャンスがあるということ。

これもちょうど良い頻度かなと感じています。

どんな銘柄も年に2、3回は押し目がありますよね?

その押し目と私の買い増しのタイミングがうまくハマれば、資産も効率よく増えていくと期待できます。

まあ、タイミングを見計らう難しさは日本株のトレードで身に染みているので、あくまでも退屈な積み立て投資のちょっとしたスパイス的な位置付けですが。

長く、楽しみながら、最終的に指数S&P500を上回るくらいのパフォーマンスを残せれば御の字です。

 

まとめ 自分にあった投資法を見つけることが肝要

以上、「積み立て投資『米国高配当株配当再投資戦略』は私の性分によくあってる」、というお話でした。

 

ちょっと昔話をさせてください。

私が20代の頃の運用資金はせいぜい100万円とか200万円とかそのくらいでした。

その頃は2、3銘柄に集中投資して、当たっても外れても損益はせいぜい数十万円程度。
給与・賞与で簡単に補填できる金額です。
(もちろん大金ですが、、)

思い切った集中投資や損切りが躊躇なくできました。

 

ところが、時間とともにじわじわ運用資金は増えていき700万円くらいになってきた頃、思うようにトレードすることができなくなってきました。

つまり、その辺に私の心理的なリスク許容度の壁があったわけです。

 

ひょっとすると経験を重ねることで、壁を取り払いリスク許容度を広げることもできたかもしれません。

が、私は違う道を選びました。

それが現在の『米国高配当株配当再投資戦略』というわけです。

人によっては「積み立て投資は退屈すぎる」とか「配当なんて少なすぎていつまでたってもお金持ちになれない」とか、、
そんな意見もあることと思います。

私も以前はそんなふうに思っていました。

ただ私の場合は、今書いたように年齢を重ね運用資金が増えるに従い考えが変わっていったわけです。

 

各人の志向や目的、リスク耐性が違うので、こればかりは一概に「長期積み立てが良い!」とか「デイトレ以外の投資法は効率が悪い👎」とか断定することはできません。

大切なのは自分の特性をよく理解して、それに合った投資法を選択することかなと思います。

これから投資を始める人自分の投資先・投資戦略に自信が持てずに迷っている人は、まずは少額で、自分の好みをよく把握することから始めることをオススメします。

自分に合った投資方法が見つかりますように😀

 

今日のところはこんなところで。

ではでは。