【株の買いどきが分からない】サラリーマン兼業投資家は暴落を待つべきか?

2018-07-14

Sharp Drop
”Sharp Drop”、、”暴落”を意味する英語です

こんにちは! アキオ(@hiroakio97)です。

 

先日『【銘柄公開】初心者が株式投資を始めて2年半、利益が200万円を超えていました!』という、株をはじめてからこれまでを振り返る記事を書きました。

参考記事:【銘柄公開】初心者の株式投資体験談、2年半で利益が200万円を超えていました!

 

”銘柄公開”と銘打ち、わたしが投資先を選ぶときに考えたことを中心に記事にしたんですが、今回はその続き。

投資する銘柄を決めたら、次は買う番ですね。
でも株取引に慣れない人は買いどきに迷いませんか?
いつが買いどきなのかわからない」とか「今は割高だから」とか、、そんなこと言っていつまでも株を買えない人は多いと思います。

そんな人にこそ読んで欲しい記事です。

 

暴落を待たない

資産家は恐慌時に生まれる』という投資格言があります。
人の行く裏に道あり花の山』なんて言葉もありますね。

要は「大底で買えれば決して負けない」「みんなが売る時に買え」というわけです。
これは間違いなく真実で、リーマン・ショックや東日本大震災など相場全体が悲観ムード一色の時、勇気を持って逆境に立ち向かった投資家たちはその後大きなリターンを手にしました。

このことから、世間には「暴落を待て!」「暴落に備えてキャッシュ(現金)を貯めておけ!!」と説く本やウェブサイトが多くあります。
この手のアドバイスは一見すると正しいそうなんですが、実は大事なところが説明されていません。

それは、『暴落がいつ・どのくらいの規模で来るのか、誰にもわからない』ということです。

 

暴落はいつか必ずきます。それは間違いない。
でもそれが来月なのか、来年なのか、はたまた5年後、10年後なのかは誰にもわかりません。
仮に数年のうちに暴落があるとして、その時の底値が今の株価を下回る保証もどこにもない。

であれば、いつ来るかわからない暴落を待って機会を失い続けるよりも、少しでも早く投資して複利効果を最大化する方が賢いとわたしは思うわけです。

参考記事:少額でも早く始めよう! 投資初心者は長期の運用で複利を使うべし

 

投資を始めてこの2年半、わたしはこれまでなるべく現金余力は持たないようしてきました。
現金が入ったらなるべく早く株に変えるよう意識してきたんです。

その理由は2つあります。

一つは、現金は何も生まないから。
もう一つは、キャッシュフローはいつもプラスだから。

もう少し掘り下げてみますね。

 

現金は何も生まない

現金はいつまでたっても現金のままです。
増えることも減ることもありません。
これが先ほど『現金は何も生まない』の意味です。

『自分に代わってお金が働く』『お金がお金を稼ぐ』、、これこそ投資の最大のメリットのはず。
とすれば、何も生まない現金(余力)という状態は、お金がサボっているともとれます。

一方で、株式は景気が良い時も悪い時も、配当であなたに報いてくれます。
好況時なら値上がり益も見込めます。
利益の再投資(新たな株の買い増し)こそ、資産拡大の要。
現金を抱えて暴落を待つのは機会損失だということを心に留めておきましょう。

 

キャッシュフローはいつもプラス

わたしのようなサラリーマン兼業投資家には本業からの収入があります。

相場が高騰しようが暴落しようが、この先数十年間かわることなく毎月振り込まれるお給料、、
これこそサラリーマンの最大の強みです。

家計の収支のバランスさえ取れていれば、トレードの成績によらず、毎月キャッシュが入って来る。
時間とともに投資元本が積み上がっていくというわけです。
毎月決まって投資余力が発生するんだから、あえて手元に現金を保管しておく必要はありませんよね?

ちなみに、トレードの他に収入源のない専業投資家の場合、こうはいきません。
暴落に備え、常にある程度のキャッシュを手元に置いておく必要があります。

 

時間と健康こそが最大の資本

兼業投資家の強みはもう一つあります。
それは『豊富な時間』です。

本業の収入で生活費を賄える兼業投資家は、短期的な利益を追求する必要がありません。
毎月淡々と投資元本を積み上げながら、経済の拡大に合わせて資産が増えるのをじっくり待つ時間的な余裕があります。

経済は不況・好況を繰り返しながら拡大していきます。
暴落がいつか必ず来るのと同じように、暴落の後には好況が、いつか必ずやってくるわけです。
そして、兼業投資家にはそれを待つ時間があるわけです。

景気サイクルが一巡すれば、
暴落時に買った株は、景気回復局面であなたの資産を大きく増やしてくれます。
それ以前の割高な価格で買った株も、経済の回復に合わせて本来の輝きを取り戻すでしょう。

 

というわけで、兼業投資家には本業からの定期的な収入豊富な時間という2つの武器があります。
そして、この2つの武器を支えているのが『健康』です。

健康を損なえば、定期的な収入を得ることができなくなります。
そうなれば当然、投資元本は増えていきませんし、場合によっては資産を切り崩す必要もあるでしょう。

私たちサラリーマン兼業投資家は時間と健康を給料に変え給料で資産を買い時間で資産を育てているのです。

 



まとめ 『相場のことは相場に聞け』

以上、「サラリーマン兼業投資家は暴落を待つべきか?」というテーマでわたしの考えを書いてみました。

わたしの答えは、

いつくるか分からない暴落を待つくらいなら、早く買って時間を味方につけろ!
毎月給料出るんだから、心配しないで買え!

この2点です。

 

特に、これまで株を買ったことがない人や投資を始めたばかりで資金がまだ少ない人(100万円以下くらいの人)は、あまり考えすぎず一度サクッと買ってみることをオススメします。

100万円は確かに大金ですが、長い目で見れば人生に影響を与えるような金額ではありません。
半年か1年、本業で頑張れば簡単に取り返せるはずです。
それよりも、実際に自分のお金でトレードすることで得られる経験や知識の方がよっぽど価値があります。

相場で利益を上げたいと思ったら、実際に相場に資金を投じる他にありません。
結局のところ、少しでも早く、実際にやってみるのが一番の近道です。

 

ではでは。

2018-07-14

Posted by アキオ