【FX】リピート系自動売買って何? 堅実に稼ぎ続けるための3つのポイント

2019-01-26

FX自動売買

こんにちは! アキオ(@hiroakio97)です。

突然ですが、みなさんは「FXのリピート系自動売買」と聞いて、どんなものを思い浮かべますか?

わたしは正直、何も知りませんでした。
人に代わってブログラムが裁量で売買するシストレについては知っていましたが、トラリピトライオートFXのようなリピート系の自動売買については全くのノー・アイデア。
存在すら知りませんでした。

でもよくよく調べてみると、かなり良さそうなんですよ!

極力ほったらかしで運用したい人FXの裁量トレードに疲れてしまった人は、ぜひ一度、リピート系の自動売買を検討してみてください。

参考記事:【FX日記09】裁量トレードの限界。自動売買への移行します

 

リピート系自動売買の仕組み

下の動画はマネースクエアが運営するトラリピの紹介動画なんですが、「こんな自動売買もあるのか」って感じで目からウロコでした。

IFD(if done)注文を繰り返す『リピート・イフダン
そして、そのリピート・イフダンを罠(トラップ)のように、レンジの上から下までズラッと並べる『トラップ・リピート・イフダン(トラリピ)

動画を見れば、レンジ(ある期間に為替が行き来する一定の値幅のことね)の予測がリピート系自動売買で稼ぐためのキーポイントだってわかりますね。

為替がトラップ(注文)の仕掛けてある価格帯(レンジ)を動くことで、利益が発生します。
逆に、一度レンジを出てしまうと含み損だけが膨らみ、証拠金の量によっては最悪強制ロスカットです。

 

同じく、こちらはインヴァスト証券が運営するトライオートFXの動画。

基本的にはこちらも先ほどのトラリピと同じですね。
強いて違いを挙げるとしたら、売りと買い同時に発注して両建てするところでしょうか。

 

というわけで、トラリピとトライオートFXの紹介動画を見たわけですが、類似のサービスは他にもたくさんあります。

例えば、ひまわり証券のループ・イフダンやFXブロードネットのトラッキングトレード、外為オンラインのiサイクル注文、アイネット証券のループイフダンなどなど。

中でもこの手のサービスの元祖であるトラリピ、そして後発ながら設定の自由度の高さが人気のトライオートFX、わたしはこの2つを現在実際に試しているわけです。

参考記事1:リピート系自動売買『トライオートFX』をはじめてみた

 

参考記事2リピート系自動売買『トラリピ』をはじめてみた

 

この手のリピート系自動売買に共通する大きな特徴は、なんといってもトレードのロジックが単純明快なこと!
シンプルで、その上、理にかなっています。

シストレのような怪しさ・曖昧さが一切なく、納得した上でトレードを自動化できるのがわたしにとってはリピート系自動売買の最大の魅力です。

納得感がないと仮に儲かっても、結局継続性に疑義を抱えることになるんですよね。
わたしにとっては『腑に落ちた』状態でいられることはとても大切なことなのです。

 

とか言いながら、怖いもの見たさとキャッシュバック・キャンペーンに惹かれて、同時期にシストレも始めたわけですが。。
(今なら2万円キャッシュバック中ですよ!)
キャンペーン期間が終わった後は継続するつもりはありません。
その間の収支がプラスでもマイナスでも、スパッと辞めるつもりです。

参考記事:インヴァスト証券のシストレ24をはじめてみた(今なら2万円キャッシュバック・キャンペーン中!)

 

リピート系自動売買のキモは『レンジ相場』

先ほどの動画でも説明がありましたが、リピート系自動売買のキモは一定の値幅(レンジ)の中で価格が変動することです。

さらに言うなら、なるべく狭いレンジで・なるべく激しく上下する状況が望ましい。
例を挙げるなら、下の緑チャートのような値動きをする通貨ペアですね。

チャートの例
青より緑が稼ぎやすい

青は広いレンジをゆったりと動いているのに対して、緑は狭いレンジを激しく何度も上下していることがわかりますでしょうか?

レンジが広ければ、それだけたくさんの資金が必要になります。
値幅が広ければ、それだけ含み損の額も大きくなりますから。
その上、少ない資金で広いレンジをカバーしようとすると、トラップ(新規注文)の間隔が広くなってしまい、トレード機会が少なくなってしまいます。
同じく、値動きが穏やかであればあるほど、トラップにかかる回数は少なくなります。

つまり、レンジが狭い(縦の幅が狭い)ほど、また、値動きが激しい(横の幅が狭い)ほど、資金効率が良くなるということですね。

 

というわけで、リピート系自動売買で効率よく稼ぐには、通貨ペア選びが重要
少しでもレンジが狭く、その中を激しく上下する通貨ペアを選びましょう。

通常の裁量トレードのFXでは、ドル/円やユーロ/ドルのようなメジャーな通貨のドル・ストレート(基軸通貨である米ドルが絡んだ通貨ペア)がオススメです。
理由はスプレッド(手数料)の低さと値動きの素直さ。

が、リピート系自動売買ではそれよりもレンジの狭さがより重要視されます。

例えば、トライオートFXでは豪ドル/NZドル(AUD/NZD)なんていう、他ではまずお目にかかれないようなマイナー通貨ペアが人気です。
スプレッドは5.8pipsとバカ高い(ちなみにドル/円は0.3pips。参考までに。)ですが、それでも多くの人が選択するのはやはりそれだけ効率よく稼げるという証拠でしょう。

 

裁量トレード以上に重要な資金管理・リスク管理

もちろん、実際の為替は上の例のように綺麗には動きません。

小さな上げ下げを繰り返し、行きつ戻りつしながらそれとなくレンジを形成します。
高値と安値に明確なラインがあるわけではありませんし、永遠にレンジ相場が続く保証もありません

つまり、想定レンジの端をどこに置くかと、価格がレンジの端まで来た時にロスカットされない資金繰りが大切です。

 

リピート系自動売買の場合、含み損を抱えることは珍しいことではありません。

相場が下がればあわせて買い下がり、ナンピンを重ねるのがリピート系自動売買のやり方です。
価格がレンジの中に収まっているうちは、どれだけ含み損が膨れてもそれは想定内。
「レンジ内のどこかで反転するだろう」という思想です。

にも関わらず、価格が最初に想定したレンジを抜けてしまった場合、含み損だけが膨らんでいきます。
最悪、証拠金不足で強制ロスカットです。

レンジ上下端の見極めが大切になってきます。

 

というわけで、リピート系自動売買をする際、私たちトレーダーが気をつけなくてはいけないことは3つ。

リピート系自動売買の3つのポイント

  • 今後もレンジ相場が続きそう&レンジが狭そうな通貨ペアの選択
  • レンジの上限・下限の見極め
  • 資金管理・リスク管理(入金額や注文間隔、取引通貨数の調整)

 

通貨ペアの選択とレンジ上下端の見極めの重要性は先ほど述べた通りですが、、
特に、最後の資金管理リスク管理も劣らずとても重要!
うまく運用できているときは忘れてしまいがちですが、自動売買でも裁量トレードでもFXは結局これに尽きますね。

例えばレートが想定レンジを飛び出した時とか。
しばらく静観するのか、損切りするのか、戻ることを信じて追加入金するのか、さらにレンジを拡張して新規注文を追加するのか、、選択肢はいくつかあります。
その時を想定してあらかじめ種ミュレーションしておくのがいいでしょう。

 

普段から証拠金を多めに入れておけば、もしくは想定レンジに余裕を持った設定にしておけば、予想外の値動きでもロスカットは防げます。
が、余裕をもたせすぎると、今度は資金効率は悪くなる。。

ジレンマですね😩

この辺のバランスをとるのが、リピート系自動売買FXでのわたしたちトレーダーの仕事。
それ以外の細かい事、例えば新規・決済注文の発行なんかは自動売買の方で勝手にやってくれるわけです。

 



まとめ 得られるリターンはとったリスク次第

というわけで、リピート系自動売買FXで堅実に稼ぎ続けるための3つのポイントでした。

少ない資金で大きく稼ごうと思ったら、それ相応のリスクをとる必要があります。
資金管理が何よりも大事というのは、自動売買でも手動の裁量トレードでも変わりありませんね。

ちなみに、わたし自身は「自分の運用の主力はアメリカ株!」と考えていまして、、
FXは相場観を磨くとか市場の動向を掴むとか、そういうある意味ちょっと実験的な目的を持ちつつやっています。

なのでFXの運用額はあまり大きくなく、その分リスクは少し大きめに取れる状況です。

 

ほったらかしで資産を増やしたい」「裁量トレードに疲れた!」って人にはリピート系自動売買FXは価値のある選択肢になると思います。

その際には、自身の運用目的やリスク許容量など考慮することをお忘れなく🙂

 

ではでは。

 

最後に、もう少しFXのリピート系自動売買について詳しく知りたい方はこちらの本をお勧めします。
リピート系自動売買FXの草分け『トラリピ』の教科書です。

 

参考記事1:リピート系自動売買『トライオートFX』をはじめてみた

参考記事2リピート系自動売買『トラリピ』をはじめてみた

2019-01-26FX

Posted by アキオ